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医師に「選ばれる」婚活から、人生を共にする人を「選ぶ」婚活へ。

医師に「選ばれる」婚活から、人生を共にする人を「選ぶ」婚活へ。

「医師と結婚したい」。その希望から婚活を始めても、もちろん構いません。

ただし、実際に結婚相手を探す段階では、医師という職業や条件だけでは分からないことがあります。仕事への向き合い方、家庭への考え方、夫婦の時間、お金の使い方、子どもや家族についての価値観。そして、あなた自身がどのような結婚生活を望んでいるのか。

医師との結婚を考えるなら、「医師を探す」だけでなく、「どんな人と、どんな人生をつくりたいか」を考えることが大切です。

この記事では、信頼性と根拠を混同しないため、以下の3つの視点に分けてお伝えします。

公的統計から分かる客観的事実

婚活を進めるうえでの考察

現役医師×仲人としての現場知

大阪梅田ドクターズ結婚相談所では、医師との結婚を希望する女性の婚活を、出会いからお見合い、交際、成婚まで仲人が一貫してサポートしています。

1. 客観データで見る、日本の医師

まずは、厚生労働省が公表した「令和6(2024)年医師・歯科医師・薬剤師統計」から、日本の医師について確認します。この章で扱うのは人数や勤務先などの客観的事実であり、人柄や結婚観を示すものではありません。

全国の届出医師数は 347,772人

2024年12月31日時点の全国の届出医師数は 347,772人(人口10万人あたり280.9人)です。2022年の前回調査から4,497人(1.3%)増加しています。

届出医師全体の内訳:

  • 男性: 262,801人(75.6%)
  • 女性: 84,971人(24.4%)

医師のおよそ4人に1人が女性です。なお、これは届出医師全体の男女比であり、婚活中の医師の男女比ではありません。

医師の勤務先は一つではない

医療施設に従事する医師は 331,092人で、届出医師全体の 95.2% を占めます。

  • 病院に従事: 219,393人
  • 診療所に従事: 111,699人

ほかにも研究機関、行政機関、産業医など、働く場所や役割はさまざまです。

「医師は忙しい」の一言では説明できない

2024年4月から、診療に従事する勤務医には時間外・休日労働の上限規制が適用されています。原則となる A水準は年間 960時間、地域医療の確保や技能修得など一定の条件に該当する B・連携B・C水準は年間 1,860時間が上限です。

ただし、これは時間外・休日労働の「上限」であり、すべての勤務医がその時間まで働いているという意味ではありません。勤務先、診療科、勤務形態などによって実際の働き方は異なります。

データのポイント
統計から分かるのは、医師の人数や構成、勤務先、制度までです。「医師はこういう人」と人格を決めつけるためではなく、医師を一つのイメージにまとめられないと知るために、データを使うことが大切です。

2. 考察:医師との結婚を考える女性の婚活

ここからは公的統計を離れ、医師との結婚を希望する女性が、自分の結婚観と相手を見るための考え方を整理します。

「医師と結婚したい」理由を、自分の言葉にする

医師を結婚相手の条件に挙げること自体は自由です。一方で、医師という職業に安定、収入、社会的信用などを期待して惹かれるなら、そこには条件で判断する側面(打算)も含まれます。打算があること自体を否定する必要はありません。

大切なのは、「なぜ、その条件を求めるのか」をもう一段掘り下げることです。

  • 「経済的に安心したい」 $\rightarrow$ 将来への不安を減らしたいのかもしれない
  • 「知的な人がいい」 $\rightarrow$ 会話や価値観を大切にしたいのかもしれない
  • 「仕事を頑張っている人がいい」 $\rightarrow$ お互いの仕事を尊重できる関係を望んでいるのかもしれない

「医師」という希望の奥には、あなたが望む結婚生活が隠れているかもしれません。職業は入り口の条件にはなっても、相手の責任感や精神的な強さ、結婚後の幸せを保証するものではありません。

結婚で確認したい3つの結婚観

プロフィールの条件だけでは分からないのが、結婚後の価値観です。お見合いや交際では、次の3つを確認してみましょう。

仕事と家庭: お互いが仕事をどう続け、家庭との両立をどう考えているか

夫婦の時間: 一緒に過ごす時間と、それぞれの時間をどう考えているか

夫婦のかたち: 子どもについての希望、家事・育児の分担、どこでどのように暮らしたいか

ここに正解はありません。大切なのは、あなたの希望と相手の結婚観が合っているかです。「医師だからこうだろう」と決めつけるのではなく、目の前の人自身を知ることが、結婚相手を選ぶということです。

条件は減らすのではなく、優先順位を整理する

医師という条件に、年収、年齢、身長、学歴、容姿、居住地などを重ねるほど、出会える人は少なくなります。だからといって、すべてを妥協する必要はありません。

  • 絶対に譲れない条件
  • できれば満たしたい条件
  • なくてもよい条件

これらに分け、その理由まで言葉にしてみましょう。アラサーの婚活では、仕事をどう続けたいか、子どもを希望するか、いつ頃までに結婚したいかといった、自分の時間軸も一緒に整理しておくことが大切です。

お見合いでは「無理をせずに一緒にいられるか」を見る

お見合いでは、条件が合っているかだけでなく、一緒に生活するイメージを持てるかを見ます。話を聞いてくれるか、自分の話ばかりしていないか、こちらの仕事や考えを尊重してくれるか。結婚についてどのような未来を描いているか。

仕事の事情で予定が変わることは、医師に限らず起こります。しかし、約束を大切にする姿勢や、変更時に連絡・説明をすることは、職業にかかわらず必要です。医師だからといって、女性側が一方的に我慢する必要はありません。

「この人といると、私は無理をしないでいられるか」。その感覚も、条件と同じくらい大切な判断材料です。結婚相談所では、こうした一つひとつの迷いを仲人と整理しながら、交際を進めていきます。

3. 現場知:現役医師×仲人として見てきた「実際のところ」

ここからは統計ではありません。医師として働き、結婚相談所で医師の婚活をサポートしてきた中で得た経験知です。すべての医師や家庭に当てはまるものではなく、当相談所で見てきた事例や傾向としてお読みください。

同じ医療職を希望するケースがある

当相談所で見てきた範囲では、男性医師を第一希望とする女性医師に出会うことがあります。一方、男性医師本人やそのご家族が、結婚相手として女性医師を希望するケースもあります。

理由は「同じ医療職なら話が合う」だけではありません。学歴、職業、家庭環境、親の職業、経済的背景などを含め、育ってきた環境が近いことを重視する家庭もあります。ただし、家族がどこまで相手選びに関わるかは、本人や家庭によって異なります。

「家」が結婚条件に関わる場合がある

開業医の家庭、代々医師の家庭、家業を継ぐ予定がある家庭では、「どこに住むか」「親とどう関わるか」「将来、誰が家業を継ぐか」が結婚条件に関わる場合があります。

勤務医でも転勤や医局人事によって勤務先が変わる場合があります。「開業医だから動けない」「勤務医だから自由に転居できる」と職業だけで判断せず、本人の具体的な予定と希望を確認することが大切です。

希望年齢が明確な男性医師もいる

当相談所では、男性医師の年齢が上がるにつれて、相手女性の希望年齢を明確に示すケースに接することがあります。ただし、これは統計的に確認された医師全体の傾向ではなく、すべての男性医師に当てはまるものでもありません。

アラサー女性にとって大切なのは、相手の希望条件を早い段階で確認し、自分と合う人に時間を使うことです。相手の年齢条件と、自分自身の価値を結びつける必要はありません。

女性の職業や家庭環境まで見られることがある

男性医師本人やご家族が、女性の職業、収入、学歴、家庭環境などを確認するケースもあります。それは「人柄だけでは足りない」という意味ではなく、結婚生活の条件や価値観が合うかを見ている場合があります。

私立・国公立という大学区分だけで相手を判断することはできませんが、教育にかけてきた費用や育った環境が、生活水準や金銭感覚に影響している場合もあります。肩書きから推測せず、本人がどのような暮らしを望んでいるかを確認しましょう。

写真は出会いの入り口。選ぶのも、選ばれるのもお互い

結婚相談所では、最初にプロフィール写真を見て、お見合いを申し込むか判断します。そのため、清潔感やその人らしさが伝わる写真は、会うきっかけとして大切です。

ただし、写真だけが結婚の決め手ではありません。実際に会ったあとは、自然に話せるか、価値観が合うか、もう一度会いたいと思えるかを双方が確かめます。女性だけが選ばれる準備をするのではなく、お互いが相手を知り、選び合う場です。

収入や金銭感覚も、医師という肩書きだけでは分からない

当相談所で接してきた医師の中には、華やかな暮らしより、堅実な生活や普段どおりの食事を好む人もいます。一方で、住まいや趣味などにお金をかけたい人もいます。

収入や支出、金銭感覚は、勤務形態、家族構成、将来設計によって異なります。年齢だけで収入の伸び方を一括りにすることもできません。年収の数字だけではなく、何にお金を使い、将来にどう備えたいと考えているかを確認することが大切です。

まとめ|「医師だから」ではなく、「この人だから」と思える結婚へ

医師との結婚を希望すること自体は自由です。ただし、医師という職業は、相手を知るための一つの情報にすぎません。

  • 公的データは、医師の人数や働き方を知るための客観情報として見る
  • 「医師」という条件を求める理由と、その奥にある結婚観を整理する
  • 家族、居住地、年齢、収入などは、職業から推測せず本人に確認する
  • 医師だから我慢するのではなく、互いの時間と気持ちを尊重できる関係かを見る

出会うことだけがゴールではありません。出会い、話し、見極め、気持ちを整理し、結婚後の生活を考える。そのうえで、「この人と人生を一緒につくりたい」と思えるかを確かめていくことが大切です。

私たちは、医師を条件だけで紹介することはしません。公的データは客観情報として、婚活への考察は考察として、現場で見てきたことは経験知として分けてお伝えします。

「医師と結婚したい」という希望の奥にある、ご自身の結婚観を整理したい方は、まずは私たちにご相談ください。医師会員とのお見合いから交際、成婚まで、仲人として一貫してサポートします。

出典・注記

  • 厚生労働省「令和6(2024)年医師・歯科医師・薬剤師統計の概況」
  • 厚生労働省「医師の働き方改革の制度について」

※第3章の記述は、当相談所が行った統計調査の結果ではありません。医師としての勤務経験および結婚相談所での婚活サポートを通じて得られた経験知・傾向です。